プロフェッショナルSSL/TLS(紙書籍+電子書籍)

プロフェッショナルSSL/TLS(紙書籍+電子書籍)

通常価格 ¥4,999(税込総額¥5,399) 特別価格

※ 電子書籍は注文後すぐにダウンロード可能。紙書籍は3~5営業日届け。

 

TLS解説の金字塔となった "Bulletproof SSL and TLS" の全訳

    • Ivan Ristić著、齋藤孝道 監訳
    • 504ページ
    • B5判
    • ISBN:978-4-908686-00-9
    • 電子書籍の形式:PDF
    • 発行:2017年3月31日 第1版第1刷
    • 将来発売される原著TLS 1.3対応版へのPDFアップグレードが可能です(ユーザ登録が必要です)
    • こちらは紙書籍と電子書籍のセットです。電子書籍のみの購入はこちら

      現代生活を支えるネットワークにとって、通信の暗号化は不可欠の機能です。しかし、実際のインターネットで暗号化通信を利用できるようにするには、暗号化アルゴリズムの知識だけでなく、セキュリティプロトコルとその実装技術、さらに、基盤となる信頼モデルについての幅広い知識と経験が必要になります。 

      本書は、いまやインターネットにおける暗号化通信に不可欠となったセキュリティプロトコルであるTLS(SSL)の全体像を体系的かつ具体的に語った、‟Bulletproof SSL and TLS”(Ivan Ristić 著)の全訳です。

       

      本書の主なトピック

      • インターネット標準のセキュリティプロトコル、TLS(Transport Layer Security)の基礎知識
      • TLSで利用できるさまざまな暗号技術の概要
      • TLSをウェブで利用するためのHTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)
      • そのための社会的な技術基盤としてのPKI(Public Key Infrastructure)
      • PKIにおける信頼モデルを支える証明書CA(Certification Authority、認証局)
      • プロトコルと実装の安全性を破る、数々の脆弱性インシデントの発見、それらに対抗する研究者と業界をめぐるストーリー
      • 現場でいますぐ使えるOpenSSLの実戦的知識
      • ApacheJavaMicrosoftNginxにおける、ハイパフォーマンスなTLS設定とは?

      TLS 1.3対応について

      TLSプロトコルの現行バージョンはTLS 1.2です。しかし、IETFではTLS 1.3の標準化が進行中であり、本年中にRFCの改訂が予定されています。

      本書の内容は現行のTLS 1.2に対応した解説となっていますが、すでに原著者のIvan氏がTLS 1.3に向けた改稿を開始しており、原書の ‟Bulletproof SSL and TLS” もTLS 1.3対応版へのバージョンアップが予定されています。

      翻訳版でも、原書に追随してTLS 1.3対応へのバージョンアップを今後予定しています。本書を購入いただき、ラムダノートのサイトでユーザ登録をしていただいた方には、TLS 1.3対応版の刊行時に電子版について無償アップグレードを予定しています(紙書籍のお取替えはできません)。

      目次

      第1章 SSL/TLS と暗号技術
        1.1 Transport Layer Security
        1.2 ネットワークの階層
        1.3 プロトコルの歴史
        1.4 暗号技術

      第2章 プロトコル
        2.1 Record プロトコル
        2.2 Handshake プロトコル
        2.3 鍵交換
        2.4 認証
        2.5 暗号化
        2.6 再ネゴシエーション
        2.7 Application Data プロトコル
        2.8 Alert プロトコル
        2.9 接続を閉じる
        2.10 暗号処理
        2.11 暗号スイート
        2.12 拡張
        2.13 プロトコルの限界
        2.14 プロトコルのバージョンによる相違

      第3章 公開鍵基盤
        3.1 インターネットPKI
        3.2 証明書の標準
        3.3 証明書
        3.4 証明書チェーン
        3.5 証明書利用者
        3.6 CA
        3.7 証明書のライフサイクル
        3.8 失効
        3.9 弱点
        3.10 ルートCA証明書の鍵の危殆化
        3.11 エコシステムの観測
        3.12 改善

      第4章 PKI に対する攻撃
        4.1 VeriSign 社のMicrosoft 社に対するコード署名証明書
        4.2 Thawte 社とlogin.live.com
        4.3 StartCom 社のセキュリティ侵害(2008年)
        4.4 CertStar(Comodo社)のMozilla 証明書
        4.5 偽造RapidSSL 証明書
        4.6 Comodo社のリセラーのセキュリティ侵害
        4.7 StartCom 社のセキュリティ侵害(2011年)
        4.8 DigiNotar 社
        4.9 DigiCert Sdn. Bhd
        4.10 Flame
        4.11 TURKTRUST社
        4.12 ANSSI
        4.13 インド情報工学センター
        4.14 広範囲に及ぶTLS の傍受
        4.15 CNNIC

      第5章 HTTPおよびブラウザの問題
        5.1 サイドジャッキング
        5.2 クッキー窃取
        5.3 クッキー書き換え攻撃
        5.4 HTTPSストリッピング
        5.5 MITM証明書
        5.6 証明書の警告
        5.7 セキュリティインジケーター
        5.8 混在コンテンツ
        5.9 EV証明書
        5.10 証明書の失効

      第6章 実装の問題
        6.1 証明書の検証における欠陥
        6.2 乱数生成における欠陥
        6.3 Heartbleed
        6.4 FREAK
        6.5 Logjam
        6.6 プロトコルダウングレード攻撃
        6.7 強制切断攻撃
        6.8 デプロイにおける弱点

      第7章 プロトコルに対する攻撃
        7.1 安全でない再ネゴシエーション
        7.2 BEAST
        7.3 圧縮サイドチャネル攻撃
        7.4 Lucky 13
        7.5 RC4の弱点
        7.6 トリプルハンドシェイク攻撃
        7.7 POODLE
        7.8 Bullrun

      第8章 デプロイ
        8.1 鍵
        8.2 証明書
        8.3 プロトコルの設定
        8.4 暗号スイートの設定
        8.5 サーバの設定とアーキテクチャ
        8.6 セキュリティ上の問題への緩和策
        8.7 ピンニング
        8.8 HTTP

      第9章 パフォーマンス最適化
        9.1 遅延と接続の管理
        9.2 TLS プロトコルの最適化
        9.3 DoS攻撃

      第10章 HSTS、CSP、ピンニング
        10.1 HSTS
        10.2 CSP
        10.3 ピンニング

      第11章 OpenSSL
        11.1 ことはじめ
        11.2 鍵と証明書の管理
        11.3 設定
        11.4 プライベートCAを作る

      第12章 OpenSSLによるテスト
        12.1 SSL/TLS のサービスに接続する
        12.2 SSL/TLS 利用へと昇格するプロトコルを試す
        12.3 異なる形式のハンドシェイクを使う
        12.4 リモートの証明書を取得する
        12.5 対応しているプロトコルを調べる
        12.6 対応している暗号スイートを調べる
        12.7 SNI を要求するサーバを調べる
        12.8 セッションの再利用を調べる
        12.9 OCSPによる失効を確認する
        12.10 OCSPステープリングを調べる
        12.11 CRLの失効を調べる
        12.12 再ネゴシエーションを調べる
        12.13 BEAST脆弱性を調べる
        12.14 Heartbleed を調べる
        12.15 DHパラメータの強度を見極める

      第13章 Apacheの設定
        13.1 静的なOpenSSLを使ってApache をインストールする
        13.2 TLS を有効にする
        13.3 TLS プロトコルの設定
        13.4 鍵と証明書の設定
        13.5 複数の鍵を設定する
        13.6 ワイルドカード証明書とマルチサイト証明書
        13.7 仮想セキュアホスティング
        13.8 エラーメッセージ用にデフォルトサイトを予約する
        13.9 PFS
        13.10 OCSPステープリング
        13.11 DHE鍵交換の設定
        13.12 TLS セッションの管理
        13.13 クライアント認証
        13.14 プロトコルの問題を低減する
        13.15 HSTSの導入
        13.16 セッションキャッシュの状態をモニターする
        13.17 ネゴシエーションしたTLS パラメータをログに残す
        13.18 mod_sslhaf による高度なログ

      第14章 Java およびTomcatの設定
        14.1 Java における暗号の構成要素
        14.2 Tomcat

      第15章 Microsoft WindowsおよびIIS の設定
        15.1 Schannel
        15.2 Microsoft ルート証明書プログラム
        15.3 設定
        15.4 ASP.NET のWebアプリケーションを安全にする
        15.5 IIS

      第16章 Nginxの設定
        16.1 OpenSSLソースコード利用のNginx のインストール
        16.2 TLS を有効にする
        16.3 TLS プロトコルの設定
        16.4 鍵と証明書の設定
        16.5 複数の鍵を設定する
        16.6 ワイルドカード証明書とマルチサイト証明書
        16.7 仮想セキュアホスティング
        16.8 エラーメッセージ用にデフォルトのサイトを使う
        16.9 PFS
        16.10 OCSPステープリング
        16.11 DHE鍵交換の設定
        16.12 ECDHE鍵交換の設定
        16.13 TLS セッションの管理
        16.14 クライアント認証
        16.15 プロトコルの問題への対策
        16.16 HSTSのデプロイ
        16.17 TLS バッファの調整
        16.18 ロギング

      第17章 まとめ