『事業をエンジニアリングする技術者たち ― フルサイクル開発者がつくるCARTAの現場』発売のお知らせ

ご来店ありがとうございます。

2022年8月新刊『事業をエンジニアリングする技術者たち ― フルサイクル開発者がつくるCARTAの現場』(株式会社CARTA HOLDINGS 監修、和田卓人 編)のお知らせです。

VOYAGE本のタイトルが変わりました

本書は、2020年8月刊行の『Engineers in VOYAGE ― 事業をエンジニアリングする技術者たち』(通称「VOYAGE本」)の直接の改訂改題版にあたります。同書は、ITエンジニア本大賞2021の技術書大賞を受賞するなど、レガシーと向き合いながら最前線のWebサービス開発を続けるエンジニアたちの生々しさが文字で読める稀有な書籍として数多くの評価を得ました。書籍の内容自体は2年で陳腐化するものではないのですが、2022年1月にVOYAGE GROUPがサイバー・コミュニケーションズと完全統合してCARTA HOLDINGSになったことを機に、同社の社名とのダブルミーニングであった「Engineers in VOYAGE」というメインタイトルを見直しつつ、価格据え置きで内容も少しパワーアップしてしまおうという判断のもと、CARTA HOLDINGSt_wadaさんとのタッグで再始動したのが、今回の改訂改題版『事業をエンジニアリングする技術者たち ― フルサイクル開発者がつくるCARTAの現場』です。

改題版のメインタイトルである「事業をエンジニアリングする技術者たち」は、旧版ではサブタイトルにあたります。旧版は、このサブタイトルがメインタイトルと勘違いされることもあったほどだったので、よりいっそう本書の内容を的確に表す書名になったのではないかと考えています。 本書がCARTA HOLDINGSにおける事例であることは、本書を貫く「フルサイクル」というエンジニアの在り方と共に、サブタイトル「フルサイクル開発者がつくるCARTAの現場」に込めました。

VOYAGE本から変わったところ、変わっていないところ

この改訂改題版では、新たに2つの新プロジェクトのインタビューを追加しています。1つは、CARTA HOLDINGSの「テレシー」という新事業の立ち上げをめぐるインタビューで、テレビ広告というレガシーにおけるDX事例とも言うべき事業の挑戦が語られます。もう1つは、VOYAGE GROUPとサイバー・コミュニケーションズというエンジニア文化がまったく異なる2つの会社が1つに統合する際、その裏側を支える基幹システムの統合でどんなせめぎ合いがあったのかをめぐるインタビューです。あまり見聞きする機会のない生々しい現場の様子が掘り起こされています。

旧版にあった6つの事業へのインタビューについては、未来の読者が社名変更などで極力戸惑わないように固有名詞まわりを見直した以外は、オリジナルの内容を原則としてそのまま掲載しています。ただし、旧版の発行から2年の間に事業や技術、あるいは当事者自身にどんな変化があったのかについて、各章末に簡単なふりかえりを追記していただきました。

なお、VOYAGE本は読んだので新章だけ読みたいという方向けに、旧版をラムダノートの直販サイトで購入された方限定ですが、当直販サイトで利用できるPDF版50%割引きクーポンを用意しています。VOYAGE本を直販サイトでお買い上げいただいた方は、PDF版をカートに入れてクーポンコード「VOYAGE2CARTA」を指定することで、本書を50%オフでお求めいただけます(VOYAGE本の購入に利用されたメールアドレスでの購入が必要になります)。ぜひご利用ください!

どこで買える?

紙書籍、PDF版とも、いますぐ直販サイトでお求めいただけます。

「紙書籍+PDF版」のお求めでも「PDF版のみ」のお求めでも、お買い上げ後すぐにPDFのダウンロードが可能です。 直販サイトでのお求めにあたってユーザ登録などは不要ですが、ユーザ登録をしていただくと、購入済み電子書籍の再ダウンロードが簡単にできたり、ときどき思いがけない特典があったりします。