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2026年6月新刊『ネットワークシステムについて語るときに我々の語ること』(Larry Peterson・Bruce Davie 著、進藤資訓 訳)の当直販サイトでの販売を開始いたしました!
どんな本なの?
英語圏で有名なネットワーク技術の教科書に、 “Computer Networks: A Systems Approach” という大著があります。 残念ながら翻訳は出版されていませんが、インターネットが情報インフラの覇権となる前の1996年に初版が出版され、現在の第6版に至るまで読み継がれている定番の一冊です。
そんな同書の著者であるLarryさんとBruceさんの2人には、「分厚い教科書を執筆した研究者」としての顔だけでなく、「通信業界の最前線に立ち続けたネットワーク技術者」という顔もあります。 特に現代の高機能なネットワークを支える仮想化やソフトウェア定義ネットワーク(SDN)については、それぞれOpenFlowを標準化したONFや、ネットワーク仮想化ベンチャーであるNiciraの中の人でもありました。
さらにLarryさんとBruceさんは、自分たちで Systems Approach LLC という出版社を作り、SDN、エッジクラウド、TCP輻輳制御、プライベート5Gといったかなり尖ったラインナップの教科書を現在でも精力的に書き続けています。 いずれの本も、個別のプロトコルやアルゴリズムといった要素技術の集まりではなく、それらが織りなすシステムとしてコンピューターネットワークを捉える視点(彼らはこれを「システムズアプローチ」と呼んでいます)が貫かれているのが特徴です。
その2人が、2020年ごろから折に触れてネットワーク技術を巡るあれこれを書き綴ってきたエッセイを集めたのが、本書『ネットワークシステムについて語るときに我々の語ること』(の原書である “What We Talk About When We Talk About Systems: Essays on the Systems Approach” )です。
「そもそもネットワークアーキテクチャとは何か?」「レイヤーの壁を越えて考えることの重要性」「設計としての省略」「非集権の逆襲」「セキュリティはアーキテクチャの問題である」といった大局的なタイトルが掲げられた記事はもちろん、SDN、TCP、5G、SmartNIC、オブザーバビリティ、LLMのような要素技術への深い造詣に裏打ちされた一つひとつの記事に、業界の最前線でさまざまなネットワーク技術の栄枯盛衰に自ら関与してきた体験を通してしか得られない鋭い洞察と濃い視点が凝縮されています。 訳者である進藤さん自身もまたNicira(およびNiciraを買収したVMware)でBruceさんと一緒に働かれていたこともあり、そんな著者2人の視点が余すところなく日本語で読める刺激的な技術エッセイ集になっています。
どこで買えるの?
現時点では、ラムダノートの直販サイトにて、紙書籍と電子書籍を先行発売中です。 紙書籍の発送は6月18日(木)以降になりますが、直販サイト限定で付属するPDF版はお買い上げ後にすぐお読みいただけます。
書店でのお求めは6月18日(木)ごろまでお待ちください。発売が始まりましたら、あらためて当ブログでお知らせいたします。 なお、Amazonなどでのオンライン書店では6月18日(木)より前に「予約」できてしまう場合がありますが、書店の店頭に並ぶよりも発送が遅くなることが多いようなので、ご注意ください。
直販サイトでは、どうやって買えるの?
Shopifyによるオンライン販売システムを採用しています。各種クレジットカードのほか、コンビニエンスストアでの現金決済も可能です。
注文の流れと、お買い上げ後に電子書籍をダウンロードする手順については、こちらのページを参照してください。