RubyでつくるRuby ゼロから学びなおすプログラミング言語入門

RubyでつくるRuby ゼロから学びなおすプログラミング言語入門

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Rubyインタプリタを自作してプログラミングを始めよう!

  • 遠藤侑介 著、hirekoke イラスト
  • 144ページ
  • A5判
  • ISBN:978-4-908686-01-6
  • 2017年7月7日 第1版第2刷 発行
  • 正誤表

プログラミングを始めるなら、プログラミング言語を自分でつくってみるのがいちばん! 最低限の機能なら、こんなに簡単にインタプリタを作れます。よくわからなかったプログラミングも、裏側の仕組みから分かってしまえば怖くない! 

2016年9月から2017年1月にかけてアスキーjpの「プログラミング+」コーナーで連載された大好評のWebコンテンツ『Rubyで学ぶRuby』を、さらにわかりやすく紙版の書籍として編纂しなおして発売するものです。豊富なイラストもカラーで完全採録。

著者紹介

遠藤侑介

Ruby の開発者(コミッタ)の一人。RubyやC言語で「ちょっと変わったプログラム」を作るのが趣味。

著書に『あなたの知らない超絶技巧プログラミングの世界』(技術評論社)、訳書に『抽象によるソフトウェア設計』『型システム入門プログラミング 言語と型の理論』(ともにオーム社)。

目次

 第1章 Ruby超入門
  1.1 Ruby でRuby を作ろう
  1.2 Ruby インタプリタの準備
  1.3 Ruby プログラムの書き方と実行の仕方
  1.4 最初のプログラム(1 + 1 =?)
  1.5 まとめ

第2章 変数・分岐・ループ
  2.1 計算結果を覚えておく(変数)
  2.2 ゲームを作る(条件による処理の分岐)
  2.3 やることを繰り返す(ループ)
  2.4 変数とループの組み合わせをもっと
  2.5 まとめ
  2.6 練習問題

第3章 木を扱う ―― 関数
  3.1 配列:値をまとめる
  3.2 「木」とは
  3.3 関数:木をあやつる強力な道具
  3.4 計算の木
  3.5 まとめ
  3.6 練習問題

第4章 電卓を作る
  4.1 電卓はインタプリタ
  4.2 インタプリタの動作の流れ
  4.3 計算式の文字列を計算の木に変換する
  4.4 関数の引数と返り値
  4.5 足し算の木を扱う
  4.6 四則演算に対応
  4.7 まとめ
  4.8 練習問題

第5章 電卓に変数を導入する
  5.1 ファイルから入力を読み取る
  5.2 複数の式を扱えるようにする(複文)
  5.3 変数を実装する
  5.4 変数参照を実装する
  5.5 動作確認
  5.6 まとめ
  5.7 練習問題

第6章 分岐を実装する
  6.1 if 文を実装する
  6.2 ちょっと寄り道:インタプリタとは
  6.3 while 文を実装する
  6.4 case 文は?
  6.5 まとめ
  6.6 練習問題

第7章 組み込み関数を実装する
  7.1 ユーザ定義関数と組み込み関数
  7.2 関数の環境
  7.3 関数呼び出しを実装する
  7.4 まとめ
  7.5 練習問題

第8章 関数を定義できるようにする
  8.1 仮引数と実引数
  8.2 関数定義を実装する
  8.3 ユーザ定義関数の呼び出し
  8.4 変数のスコープ
  8.5 まとめ
  8.6 練習問題

第9章 インタプリタの完成、そしてブートストラップへ
  9.1 配列を実装する
  9.2 ハッシュを実装する
  9.3 ブートストラップ
  9.4 まとめ

あとがき
  Ruby について
  構文解析について
  コンパイラについて

索引